姿勢・身体には凸凹（起伏差）がありますが、今までのマットレスでは反発係数が一律（一面）にかかる為、どうしてもその身体の起伏差を吸収しきれませんでした。

例えば、高反発マットレス等では、反発係数が高く一律にかかるため、どうしても腰が浮きやすく睡眠姿勢はブリッジ形状になってしまいます。
逆に、低反発マットレスでは、反発係数が一律に低いため体重の偏りやすいお尻中心に沈み込みが強く発生し、睡眠姿勢はくの字の状態になってしまいます。

睡眠改善研究室ではその姿勢・身体の凸凹に着目し、腰痛・ヘルニア対策のマットレスにするために、姿勢Drが全身を測定しその結果を基に、マットレスの構造を、分割しました。
下層面で【睡眠姿勢を矯正し】、中層面で【身体を支え】、上層面で【寝心地を良くする】
という様にマットレスをその方に合わせカスタマイズする事により、その方の腰・身体への負担が極限まで軽減できるマットレスになります。

姿勢Drのマットレスによる睡眠姿勢の矯正により、身体への圧力負担も軽減させる事ができ血行不良等も緩和されやすくなり、結果的に腰・身体へ痛みが楽になりやすくなります。

一般的なマットレスでは、どうしてもその方に合わせたカスタマイズ・調整が出来ない為、素材やカタログスペック上の差異に重点を起く傾向にあります。

しかしどんなに素材やブランドが良くても、身体に合っていなければ、身体への負担は逆に大きくなります。例えるなら靴のサイズ等がそうですが、どんなに良い素材・ブランド・価格でも、サイズが違えば足の痛みに直結します。
実はマットレスでも同じことが言え、そのサイズ確認のために測定メソッドがあり、その測定を通じ、身体に合わせてカスタマイズしていく事により、身体への負担が軽減でき、結果として、腰・身体への痛みが楽になりやすくなります。

腰痛・ヘルニア対策マットレスでは、睡眠時に身体への負担の偏る箇所を特定する必要があります。睡眠改善研究室では姿勢Drによる測定メソッドを導入しており、姿勢の歪み等まで測定し、それら負担箇所を特定していきます。

先の靴の例えで言うところの、どのサイズが一番適切か？負担が少ないかを？を全身の測定によって導き出します。特に腰痛・ヘルニアの方では、側臥位（横向き寝）での圧力負担に注意する必要がありますが、基本的に身体への負担軽減を考えると身体そのものを調べてみる必要があり、結果的にはそれらが一番手っ取り早く、かつ的確に判断できるようになります。

姿勢・身体形状は個人差があるので、ある方には良くてもある方には悪くなったりします。特に腰痛・ヘルニア対策には、圧力負担の軽減が大切な要素になります。測定メソッドではそれら圧力を軽減できる様に圧力の集中箇所を測定するので、結果として緩和効果の期待できるマットレスになるのです。