近年、オーダーメイド枕からオーダーメイド枕への作り替えの方が急増しております。販売店が増えてきた２０１６年頃から目立ってきていますが、高価なオーダー枕でも身体に合わず、肩こり等、身体への痛みが続いたり、何かしっくりこない事などが原因に考えられます。

よく一般的な寝具店（専門店といえるお店ですら）、試し寝でお客様に聞きながら「高いですか？低いですか？」と、枕の最適解を求めようとしますが、実はここに注意が必要なのです。あえて誤解を恐れずに言わせて戴きますと、お客様ご自身では高いか・低いかの判断は難しいのです。極論、高いか・低いかをお客様自身で判断できるのであれば、測定を含め専門店に任せる必要はありません。

 

判断がご自身で出来るのであれば（お店に行く前にご自宅で）、何とか出来るはずですし、高い・低いは「好みの問題」などによっても左右されるので、聞きながら作ってしまうと、オーダーメイド枕と言えど、好みの枕にはなりますが身体に合う枕にはなりにくくなるのです。身体に合う枕にしようとオーダーメイド枕をお考えの場合、【睡眠姿勢を負担少なく安定】させる必要がある為、とにかく作り手の技術力に注視して下さい。

 

先に「試し寝」で枕を選ぶとダメとお伝えしましたが、睡眠姿勢を安定させる適切な高さの判断がご自身ではなかなか出来ない為、「試し寝」で判断するのはダメなのです。そして寝心地や感触で選ぶというのも、睡眠姿勢適切な高さで判断していない為、結果としての「肩こりや睡眠改善」を求める場合、それらで選んでしまうと結局、負荷がかかり「しんどい」が続いたりするため何も意味が無く、買い替えに繋がってしまうのです。

寝心地や感触と言うのは大切な要素にはなりますが、大前提として【睡眠姿勢が負担少なく安定】していてこそです。オーダーメイド枕で失敗する方の多くは、睡眠姿勢への影響を考えずに、寝心地や感触（試し寝）等で選んでしまうので、オーダーメイド枕と言えど「合わない枕」、となってしまうのです。

（くどいようですが）睡眠改善研究室では、睡眠姿勢を整える為に姿勢学に基づきオーダーメイド枕を作製するから、身体にとって負荷が少なく負担軽減効果の高い枕になり、肩こりや睡眠改善に繋がりやすくなる為、枕選びが最後に出来るのです。

 

 

睡眠改善研究室ではその問題を解消すべく、多面的にお身体を測定できる様に、様々な種類の測定機器を導入しております。また、医療機器や医療機関等にもある測定機器を応用した【測定メソッド】導入する事により、通常の枕を作る為の測定から、肩こり等身体への痛みを改善する為の測定になっております。

そして、肩こりなどの痛み改善への測定で【姿勢の歪み】等も測定するのですが、これは肩こりの原因の多くを占めると言われる不良姿勢の問題を、姿勢の歪み等を測定する事により、現状での問題点を客観的に数値・データ化する為です。そしてそれらの様々な測定結果を基に、肩こり等の痛み改善に繋がりすいようにオーダーメイド枕を作製していくのです。

肩こり改善をオーダーメイド枕で考えた場合に、負担軽減効果の高い・身体に合う枕にする為に、睡眠改善研究室では様々な測定機器の導入や姿勢Drの専任制など、通常の寝具・家具店様とは異なるアプローチで、肩こり改善対策専門のオーダーメイド枕を作製しています。